【イタリアひとり旅】はじめてのひとり旅でも安全に楽しめる!イタリア主要都市のおすすめを紹介
「イタリアひとり旅は、はじめてでも安全に行けるの?」
「ツアー旅行とは違ったイタリアの魅力を楽しみたいけど、ひとりじゃ不安…」
そんな疑問やお悩みをおもちの方、
イタリアは、はじめてのひとり旅でも安全に満喫することができます!
この記事では、実際に12日間かけてミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・シエナ・ローマ・サレルノを1人で豪遊周遊してきた私が、イタリアひとり旅中に行った各都市のおすすめスポットをご紹介します。
この記事を読んでほしいのはこんな人
- イタリア旅行を計画中の人
- イタリアのおすすめスポットを知りたい人
- イタリアの複数の都市を旅行したい人
イタリアはひとり旅でも行ける?12日間のひとり旅プラン
イギリスの大学に留学中、夏季休暇を使って、イタリアをひとり旅してきた筆者の12日間のイタリアひとり旅プランは以下のとおり。
今回のひとり旅では、北イタリアから入国して、南下していくという流れで旅行を計画しました。
女子ひとり旅でありながら、12日間で6都市を回るという生き急ぎ全開プランです。
ちなみに、イタリアは世界中から観光客が集まる国なので、直前だと予約が埋まってしまうこともしばしば。
特に、ミラノの最後の晩餐とローマのバチカン美術館・システィーナ礼拝堂は、1〜2ヶ月前から予約しないと、チケットが取れません。
ホテルや航空券も事前に予約しておいた方が安くなるので、行く都市が決まったらなるべく早く予約するのがおすすめです。
今回のひとり旅では、旅行していたのが6月で観光シーズンだったこともあり、航空券・ホテル・人気観光名所のチケットは現地に着く前に全て予約しておきました。
事前予約したもの | 事前予約しなかった/予約不可のもの |
---|---|
・往復航空券 ・各都市で泊まるホテル ・ミラノ大聖堂ドゥオーモ入場券 ・最後の晩餐入場券 ・ドゥカーレ宮殿ツアー ・ゴンドラ乗車券 ・アカデミア美術館入場券 ・トスカーナツアー ・アマルフィツアー ・バチカン美術館+システィーナ礼拝堂入場券 ・コロッセオ入場券 | ・長距離電車チケット ・ヴェネツィア水上タクシー乗車券 ・フィレンツェ大聖堂ドゥオーモ入場券 ・ウフィツィ美術館入場券 ・街中の教会への入場料 ・メトロ乗車券 |
ミラノ
ひとり旅でまず訪れたのは、イタリア北部ロンバルディア州に位置する街、ミラノ。
ミラノ・コレクションがあることで知られているように、服飾・繊維産業が盛んで「ファッションの都」とも称されます。
今回のひとり旅では、ミラノ大聖堂のドゥオーモや「最後の晩餐」で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会など、世界的に有名な観光地をめぐってきました。
ステンドグラスが美しい「ドゥオーモ」
ミラノのシンボルといえば、ミラノ大聖堂・ドゥオーモ。
ドゥオーモは108mもの高さを誇り、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさの世界最大級のゴシック建築です。
夏の観光シーズンは大行列必須のドゥオーモ。
筆者が行ったのは6月前半だったので行列を覚悟していましたが、閉館時間直前の17:30-18:00ごろに行ったところ、
ほとんど列はなく、すんなり入場できて、大聖堂の中も空いていました。
行列を回避するファストパス(←めっちゃ高い)も販売していますが、
夕方ならファストパスなしでも全然余裕だったので、ドゥオーモに行くなら夕方が狙いどきです!
実際の目で見るドゥオーモの大きさは圧巻で、その美しさには思わず息を呑んでしまいます。
中に入ると、大聖堂内はとても広く、天井が高い!!
イタリアの教会は宗教画などのペイントが多いイメージでしたが、
ミラノのドゥオーモは、なんといっても大きなステンドグラスが特徴的。
大聖堂内の色鮮やかなステンドグラスには、旧約聖書・新約聖書、そしてドゥオーモのシンボルである聖母マリアにまつわるエピソードが描かれています。
運がよければ、大聖堂内に響き渡るパイプオルガンの演奏も聞けますよ。
ドゥオーモに行くなら、ミラノを一望できる屋上テラスに登るのもおすすめ。
屋上テラスへは、エレベーターと階段でアクセスすることができ、それぞれチケットの値段が異なります。
筆者は、できるだけ安いほうがいいし、ついでに筋トレできそうという理由で201段の階段を登ることにしました。
階段だと屋上にたどり着くまでドゥオーモの外側を歩けるので、ドゥオーモの彫刻を直近で見ることができるほか、外の景色も楽しむこともできます。
そうは言っても、屋上テラスへの階段は狭くて急!!(ヨーロッパの教会あるある)
ひとりで登っていたので、途中で心が折れそうになることもありましたが、最上階に辿り着いたときの達成感とそこから見える景色は感動的です。
ちなみに、大聖堂とテラスどっちも行きたい!という方には、大聖堂・屋上テラス・ドゥオーモ美術館への入場などが全てセットになった「ドゥオーモパス(Duomo Pass)」がおすすめ。
ドゥオーモパスは予約した日時から72時間有効なパスなので、もしも当日大行列で入れなかったとしても、その翌々日まで入場が可能です。
◆ミラノ大聖堂ドゥオーモへのアクセス
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見る
誰もが一度は聞いたことのあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。
実は「最後の晩餐」は美術館ではなく、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会併設されているドメニコ会修道院の壁画として描かれています。
「最後の晩餐」はイタリア観光名所の中でも大大大人気スポット。
「最後の晩餐」の鑑賞は時間指定の完全予約制で、鑑賞時間は15分(1回の定員35名まで)となっており、直前の予約は困難です。
そのため、筆者はイタリアひとり旅の日程を決める際、「最後の晩餐」のチケットが取れる日を確認してから決めました。
ひとり旅の2ヶ月前くらいに予約していましたが、1ヶ月前にもう一度チケットサイトを確認すると、すでに予約した月の全ての枠が埋まっていました。
「最後の晩餐」を鑑賞したい!という方は余裕をもったチケットの予約をおすすめします。
「最後の晩餐」予約日当日。
サンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会に着くと、あれ?思ったより小さい?
前日に行ったドゥオーモと比べると、質素な“町の教会”といった感じです。
チケットは時間指定で、「予約時間の30分前に来い!」と書いてあったので、30分前に教会そばのチケットカウンターに着きました。
しかし、
「あれ、だれもいない…?」
筆者が予約していたのは朝イチの時間だったのですが、職員がまだ出勤すらしていませんでした。(さすがイタリア)
予定時間を10分ほどすぎてからやっと開場し、チケット発券と荷物を預けてから、いざ入場!
心の中で「30分前に来る必要なかったじゃん」とつぶやきながら、ついに「最後の晩餐」とご対面です。
世界史の教科書に載っていた絵画が目の前にあることに、とても感動。
15分の制限時間は短いのかな?と思っていましたが、1回30人前後しか入場できないので、落ち着いた空間でゆっくりと鑑賞することができました。
◆サンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会へのアクセス
フィレンツェの人気サンドイッチ店がミラノにも!
イタリアといえばピザやパスタを思い浮かべる人がほとんどかと思いますが、
「ひとり旅でレストランには入りづらい…」という方には、ストリートフードがおすすめです。
ドゥオーモの近くの小道を歩いていると、何やらおいしそうなお店が…!
「All’Antico Vinaio」だ!!!!
All’Antico Vinaio は、フィレンツェに1号店を構える行列の絶えない超人気サンドイッチ店。
筆者がひとり旅を計画する中で、気になっていたお店の1つでした。
フィレンツェと同じく、ミラノ店もいつもは行列らしいのですが、
筆者が行った日が雨だったこともあり、待ち時間0分で入れました。
メニューがイタリア語だったので何もわかりませんでしたが、張り紙に書かれた「prosciutto」の文字を見て生ハム好きの血が騒ぎ、
その張り紙を指さした先の「スペシャルサンド(€10)」を頼んでみました。
サンドイッチには、プロシュート(生ハム)・クリームチーズ・トリュフ・ルッコラがた〜っぷりは入っています。
見るからにおいしそう!!
店にイートインスペースがなかったので、近くの教会の階段で食べることにしました。
ひとくち頬張ると、プロシュートの豊かな香りが口いっぱいに広がります。
「うんめぇ!!!」
筆者は小さい頃から生ハム大好きだったのですが、今までの生ハムは何だったんだろうというくらい、
人生で食べた生ハムの中で1番おいしかったです。
クリームチーズもたっぷりパンに塗ってあり、ハムとチーズ、トリュフの香りが最高のコンビネーションでした。
イタリアに行ったら絶対にまた食べたい味です!
◆All’Antico Vinaio (Milano) へのアクセス
ヴェネツィア
美しいカナルに囲まれた水の都、ヴェネツィア。
実は、地球温暖化の影響で2100年には完全に沈んでしまう可能性があるとも言われており、生きているうちに1度は行っておきたい場所のひとつ。
今回のひとり旅では、そんなヴェネツィアの中心地に建つドゥカーレ宮殿、ヴェネツィアに来たら絶対に体験したいゴンドラライド、そしてヴェネツィア名物のチケッティを堪能し、ヴェネツィアの魅力を満喫してきました。
ドゥカーレ宮殿ツアー
ヴェネツィア随一の人気観光スポット、ドゥカーレ宮殿。
今回、筆者はヴェネツィアにくる1週間前くらいにドゥカーレ宮殿のチケットを取ろうとしましたが、売り切れ…。
でも、どうしても行きたかったので、開場時間よりも前に入れる早朝ツアーのチケットをゲットし、参加しました。(※現在もこのツアーがあるかは不明です)
ドゥカーレ宮殿は、8世紀に建設されたducale(=イタリア語で総督)の公邸で、12世紀まで実際に宮殿として使用されていました。
ヴェネツィアの中心であるサン・マルコ広場に面して立てられており、ため息橋で牢獄とつながっています。
なぜ「ため息橋」という名なのかというと、牢獄から処刑場まで歩く途中に橋があったため、処刑前、この橋で最後にヴェネツィアの景色を眺めながらため息をつく囚人の様子を見て、その名前がつけられたのだとか。
ちなみに名付けたのはイタリア人ではなく、カッコつけたイギリスの詩人なのだそう。
筆者は普段あまりツアーに参加しない人間なのですが、地元のガイドさんのこういった豆知識を聞けるのはおもしろいですよね。
しかも、開場前のツアーだったので、周りに人がいない中で写真を撮ることができたのも、すごくよかったです。
宮殿の中は、豪華絢爛。
絵画や彫刻がたくさん飾られていました。
ちなみに、天井に飾られていた絵画のほとんどはコピー。
なんでも、王国が衰退しそうな時に、フランスなどの強国にオリジナルバージョンを売ってしまったのだとか。
でも、フランスにはどうでもいい絵だけをあたかも傑作かのように売り、本当に価値のある絵だけはヴェネツィアに残してあるのだそう。(イタリア人つよい)
ツアーは最初から最後までイタリア人のガイドさんが案内してくれて、ジョークを交えたおもしろいお話がたくさん聞けました。
◆ドゥカーレ宮殿へのアクセス
ゴンドラでカナルを一周
ヴェネツィアといえば、やっぱりゴンドラ。
ゴンドラを乗らずにヴェネツィアから帰るわけにはいきませんよね。
しかし、「ゴンドラはひとりでも乗れるの?」という疑問をお持ちの方もいるはず。
そんな方は必見。
ひとり旅にぴったりなゴンドラのツアーがあります!
それは、ゴンドラのグループライドツアー。
複数人でゴンドラをシェアして乗れるこちらのツアーでは、ひとり旅の方でもゴンドラライドを楽しむことができます。
◆ヴェネツィア:ゴンドラで行くカナル グランデ&ライブ解説の詳細はこちら
英語のガイドつきということで、筆者もこちらのツアーに参加してきました。
ツアーはサン・マルコ広場からスタート。
まずは歩いてゴンドラ乗り場まで移動します。
移動する間、ガイドの方がヴェネツィアやゴンドラの歴史について解説してくれました。
そして、いざ、ゴンドラへ!
ゴンドラは5人乗り。
某有名海系遊園地のゴンドラよりも細身な感じでした。
ゴンドラでかなり狭いカナルを通ったのですが、観光シーズンということもあり、ゴンドラが渋滞気味。
筆者の乗っていたゴンドラの前には、常に3〜4台のゴンドラが詰まっていたので、通常よりもゆっくり進んでいた気がします。(長い時間楽しめたので逆にラッキー?)
なぜかゴンドラに乗っている間は英語の解説がなく、今どこを通っているのか全くわかりませんでしたが、ゴンドラから見える景色は解説不要。
どこを切り取っても映画のワンシーンのようでした。
ヴェネツィアに行く予定の方は、ぜひゴンドラライドを楽しんできてください!
◆ヴェネツィア:ゴンドラで行くカナル グランデ&ライブ解説の詳細はこちら
ヴェネツィア名物バーカロで「チケッティ」を堪能
タパスといえばスペインが有名ですが、実はヴェネツィアには「チケッティ(cichetti)」というタパスのような食べ物があります。
チケッティはイタリアの中でもヴェネツィアでしか食べられないもので、「バーカロ(bacaro)」という “お酒を飲みながら軽く食事を楽しむ場所” で食べることができます。
イタリアには夕食の前にお酒を飲みながら軽くつまむ「アペリティーボ(aperitivo)」という文化があり、バーカロはアペリティーボにはもってこいの場所。
チケッティの中でも定番なのが、「Baccalà Mantecato」というタラのチケッティ。
マッシュ状にした真っ白なタラの身をパンやポレンタに乗せたもので、ふわふわとした食感が特徴的です。
ヴェネツィアに行ったら1度は試してほしいもののひとつ。
本来アペリティーボは誰かと一緒に楽しむものですが、筆者はひとり旅だったので、ひとりアペリティーボを楽しみました。
何軒かハシゴして、1番おいしかったのが「Bacarando Corte dell’Orso」というお店。
種類がとっても豊富で、シーフードや生ハム、野菜を使ったチケッティを楽しめます。
筆者も白ワインとサラミ、タコとじゃがいも、ナス、白身魚とポレンタの4種類のチケッティを注文してみました。
どれも本当においしかったのですが、特にお気に入りだったのがナスのチケッティ。
脇役的な感じで注文したつもりでしたが、濃厚なバジルのソースとジューシーなナスの組み合わせがとってもおいしかったです。
◆Bacarando Corte dell’Orso へのアクセス
フィレンツェ
ミラノとローマの中間地点に位置するフィレンツェ。
街のシンボル、フィレンツェ大聖堂はもちろん、ダヴィデ像のあるアカデミア美術館やボッティチェッリの絵画で有名なウフィツィ美術館など、世界的に有名な観光地が点在します。
今回のひとり旅では、イタリアを代表する観光地はもちろん、フィレンツェに行ったら絶対に外せないお肉料理もたっぷりと堪能してきました。
フィレンツェ大聖堂のベルタワーから見る絶景
フィレンツェに行ったら絶対に見ておきたいのが、フィレンツェ大聖堂のドーム!
しかし!
「早朝ならいけるっしょ〜」と当日の朝にチケットを買おうとしましたが、ドームだけ売り切れでした。(買っとけばよかった…)
「ドームの中に入れないなら上から見下ろしてやろう!」ということで、ベルタワーに登ることに。
大聖堂脇の細長い建物がベルタワーです。↓
ベルタワーの正式名称は「ジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)」といい、白、赤、緑の大理石で造られたゴシック式建築です。
その高さは約84m、頂上までは約400段の階段を登って行きます。
筆者は朝の8時過ぎから早朝クライミングしてきました。
ミラノのドゥオーモ屋上もそうでしたが、階段がせまい!
特に今回登ったのはベルタワーだったので、人が1人ギリギリ入れるくらいの激せま空間でした。
永遠に続くもも上げに耐え、汗を流しながら、やっとのことで頂上に。
すると、目の前に広がっていたのは…
絶景〜〜!!!
フリー素材かと思うくらい、お手本のような写真が撮れました。
我ながら、何度見ても良い写真です。
ただ、やっぱりドームの中も入りたかった…。
これからフィレンツェに行くみなさんは、余裕をもったチケットの購入を強く強〜くおすすめします。
◆フィレンツェ大聖堂へのアクセス
フィレンツェ名物「イノシシのラグー」を堪能
フィレンツェはイタリアの中でもお肉料理が有名。
その中でも外せないグルメのひとつは、「ラグーパスタ」です。
ラグーといえば牛肉が定番ですが、フィレンツェのあるトスカーナ地方では、「イノシシのラグー」を食べることができます。
筆者が訪れたのは、サンタ・クローチェ聖堂近くにある「L’Osteria」というレストラン。
夕方早い時間に入ったので、店内はまだ空いていましたが、時間が経つにつれてお客さんでいっぱいに。
夜は予約をしていないと席がなくなってしまうこともあるので、夕方18時ごろに行くのがおすすめです。
イノシシのラグーを食べる前に、まずは、トスカーナのキャンティワインと鶏のレバーペーストをパンに塗った「クロスティーニ」を注文しました。
ペーストがモリモリ!!
レバーペーストがパンの2倍くらいの厚さで、前菜なのにボリュームたっぷりでした。
濃厚で香ばしいレバーの味が赤ワインによく合います。
そして、メインのイノシシのラグー!
「あれ、ラグーなのに白い?」
ラグーには「ragu rosso(赤ラグー)」と「ragu bianco(白ラグー)」あるのだそう。
日本のイタリアンレストランによくあるのは赤ラグーの方なので、イタリアに来てはじめて白いラグーの存在を知りました。
気になるイノシシ肉の味はというと、豚肉に近い感じで、意外とさっぱりめ。
いつも食べていた赤いラグーよりもお肉の味をダイレクトに感じることができて、肉好きにはたまりません。
太さが特徴的な「タリアテッレ」というパスタもモチモチで、とってもおいしかったです。
◆L’Osteria (Florence) へのアクセス
Tボーンステーキ「ビステッカ」はひとりでも食べられる
フィレンツェで絶対に食べておきたいものといえば、「ビステッカ」。
ビステッカは、「Tボーンステーキ」のことで、お肉の王様「サーロイン」とお肉の女王様「フィレ」がどちらも味わえる贅沢なステーキです。
ちなみに、ビステッカは「これ焼けてるの?」と思うくらいレアで食べるのがフィレンツェ流。
フィレンツェでビステッカを食べるなら、血が滴るくらいのレア中のレア「al sangue(=イタリア語で「血の」という意味)」で食べるのがおすすめです。
ただ、イタリアでは、ビステッカは1キロ以上の大きさからしか注文しかできないレストランがほとんど。
残念ながら、ひとり旅には不向きな食べ物です…。
しかし、ひとり旅だからと言って、諦めるのはまだ早い!!
どうしてもビステッカが食べたかった筆者は、怒涛のリサーチで、ひとりでもビステッカが食べられるお店を発見しました!(ありがとうGoogle先生)
そのお店がこちらの「Osteria Zio Gigi」。
フィレンツェ大聖堂のすぐそばにあるお店ですが、観光客はほとんどおらず、筆者が行ったランチタイムは地元の常連客っぽい人たちで賑わっていました。
ランチはセットメニューしかなく、その中のビステッカセットとハウスワインを注文しました。
セットにはサラダとパンがついていて、飲み物と合わせて€22くらい。
赤ワインはた〜っぷり注いでくれました。
お料理を待っている間、なにやら厨房から歌声が…!?
何だかよくわかりませんでしたが、店主っぽいおじさんが大声で歌っていました。(イタリアのレストランあるある)
そして、ついにビステッカが到着です。
ひとり分とはいえ、1カットが分厚くてデカい!
香ばしく焼かれたお肉の塊は、とっても肉々しくて食べごたえがあり、肉好きにはたまりません。
お肉が分厚いのにとっても柔らかくて、あっというまに食べ終わってしまいました。
ひとり旅でもビステッカを食べてみたいという方は、ぜひ足を運んでみてください。
◆Osteria Zio Gigi へのアクセス
シエナ
シエナは、イタリア・トスカーナ州中央部に位置する都市。
その中でも筆者が訪れたシエナ歴史地区やサン・ジミニャーノは世界遺産にも登録されています。
また、イタリアワインの中でも有名なキャンティワインの生産地もここシエナ。
日本から出発するイタリア旅行ツアーではあまりメジャーな都市ではないかもしれませんが、
シエナは景色も食べ物も魅力たっぷりの街なのです。
今回のひとり旅では、トスカーナ地方1日バスツアーに参加して、シエナの魅力を満喫してきました。
ツアー自体はイタリア人ガイドさんが英語で案内してくれるもので、シエナ大聖堂やキャンティワインのワイナリー見学のほか、自由時間でジェラートやおみやげも買えたので、文字通りトスカーナ地方を満喫できる内容です!
◆フィレンツェ発:キャンティ ワイナリーでのランチ付き トスカーナ1日ツアー詳細はこちら
カラフルな大理石が特徴のシエナ大聖堂
シエナのシンボルは、シエナ大聖堂。
シエナ大聖堂はカラフルな大理石の横縞模様が特徴的で、イタリアの中でも最も美しいとされるゴシック建築のひとつです。
12世紀から建設がはじまった教会で、外壁は聖母マリアや聖人の美しい彫刻で装飾がなされています。
今までヨーロッパ旅行で訪れた教会の中でも「1番お金かかってそうだな〜」という感じがします。(さすが、ローマ・カトリック)
日本で色のついた大理石でできた建物なんて、なかなか人生の中で見ることはないですよね。
しかし、驚くのはまだ早かった…!
大聖堂の中に入ると、
シ・マ・シ・マ!!!
大聖堂の外壁のみならず、中の柱や内壁なども、シマシマの大理石なのです!
何だか目がチカチカしますが、こんな教会、今まで見たことありますか?
また、シエナ大聖堂に行くなら絶対に見てほしいのが、ピッコロミーニ図書館。
ピッコロミーニ図書館は、大聖堂の中からアクセスすることができます。
図書館という名前ですが、実際には小さな書庫のような空間で、中には聖歌譜が並んでいます。
そして、何よりも美しいのがピッコロミーニ図書館の天井。
天井全体が色鮮やかなフレスコで装飾されており、思わず見惚れてしまいます。
ちなみに、私が行ったのは6月ということもあり、大聖堂内はかなり混雑していましたが、
イタリアの中でも最美と称されるのには納得の、隅々までが美しい教会でした。
シエナに行く際はぜひ足を運んでみてください!
◆シエナ大聖堂へのアクセス
キャンティワインの産地でワインテイスティング
イタリアの国内外で有名な「キャンティワイン」。
その生産地であるキャンティは、フィレンツェとシエナの間の丘陵地帯のことを指します。
筆者が参加したトスカーナ地方1日バスツアーでは、キャンティワインを作る「Fattoria Poggio Alloro」というワイナリーを見学し、4種のワインをテイスティングさせてもらいました。
「ワインテイスティング」と聞くと、「せいぜいワイングラス1杯ずつくらいしか飲めないんだろうな〜」とあんまり期待していなかった筆者。
しかし、イタリアの「ワインテイスティング」は想像をはるかに超えるものでした。
1テーブル4人程度の席に座ると、そこに置かれたのは…
なんとワインボトル3本!!
ワイナリーで作られた赤ワイン2種類と白ワイン1種類です。(ワインの名前は忘れました…)
キャンティワインといえば赤ワインですが、個人的に1番おいしかったのは白ワイン。
キャンティ地方でしか採れないブドウを使った、ここでしか飲めない貴重な白ワインだそうです。
ちなみに、「ワインテイスティング」は自分たちで自由にグラスに注ぐスタイルで、私のテーブルにはお酒があまり飲めない方が2人いたので、ほぼ飲み放題。
そして、なぜか隣のテーブルに座っていたアメリカ人のおじいちゃんにめっちゃワインを注がれ、もはやエンドレスワイン状態でした。
ちなみに、ワインテイスティングにはランチがついていて、自家製生ハムやサラミ、チーズなどの前菜とラグーソースのパスタなどをいただきました。
おいしい食事とワインを堪能したあとは、4種類目のワイン「Vin Santo」をテイスティング。
Vin Santoは「聖なるワイン」という意味で、トスカーナ地方の伝統的なデザートワインです。
トスカーナでは、食後にビスコッティをこのワインに浸して食べ、おなかをあたためて消化を促すのだそう。(イタリアでは何かと理由をつけてお酒を飲みがち)
Vin Santoの色はワインとは思えないくらい濃く、ウイスキーのような見た目です。(↑画像はイメージ)
アルコール度数は30〜40度とかなり強め。
実際にビスコッティに浸していただいてみると、消毒液かと思うくらい強烈な味がしました。
デザートワインなのに、全然甘くないです。
強烈すぎて最後まで飲みきれませんでしたが、興味のある方は試してみるといいかもしれません。
今回紹介したワイナリーへは、こちらのツアーでも訪れることができます。
◆フィレンツェ発:キャンティ ワイナリーでのランチ付き トスカーナ1日ツアー詳細はこちら
ワイン好きの方にはかなりおすすめですが、本当にワインがたくさん飲めてしまうワインのフルコースなので、ひとり旅で訪れる際はくれぐれも泥酔注意です!
(帰りのバスでクラクラしてたなぁ…)
◆Fattoria Poggio Alloro へのアクセス
世界一のジェラートに輝いた「Gelateria Dondoli」
イタリアといえば、ジェラート!!
でもせっかくイタリアに行くなら、世界一のジェラートを食べてみたくはありませんか?
サン・ジミニャーノには、2006・2008年にジェラートの世界大会でチャンピオンに輝いた「Gelateria Dondoli」というジェラート屋さんがあります。
Dondoli はトスカーナ地方1日バスツアーのガイドさんが教えてくれてはじめて知ったのですが、世界チャンピオンというだけあって、お店の前は大行列。
ジェラートはすぐに提供できる食べ物なので、列の見た目ほどは待ちませんでしたが、お店の中に入るまでに10分ほどかかりました。
店の中に入ると、ジェラートの種類の多さに驚き。
店内はお客さんで混んでいたので、奥にあるフレーバーは見えませんでした。
筆者はもともと大好きなピスタチオと、イタリアに来てからハマったイチゴのダブルを注文しました。
ひとくち食べると…
「ピスタチオの味が濃い!!!」
イタリアのピスタチオジェラートのクオリティには毎回感動していますが、Dondoli のジェラートはその中でも特にリッチなピスタチオの味が感じられました。
今回は自分の好きな味を選びましたが、Dondoli が世界一に輝いたのはこちらのフレーバー↓
Crema di Santa Fina(クレーマ・ディ・サンタ・フィーナ)
世界一のジェラート店『Dondoli』- アーモイタリア より引用
サフランと松の実のクリーム
マダガスカル産のバニラビーンズを使ったオレンジ風味のクリームに、サンジミニャーノ名産のサフランとピサの松の実が使われています。
Champelmo(シャンペルモ)
ピンクグレープフルーツとスプマンテ(シャンパン)のシャーベット。スプマンテはサンジミニャーノ特産のベルナッチャ(白ブドウ)から作られています。2006年にガンベロロッソで金賞受賞の味です。
Dolceamaro(ドルチェアマーロ)
香草の入ったバニラジェラート。エスプレッソ・コーヒーのソースとチョコソースがかかっています。
Sorbetto di Vernaccia(ソルベット・ディ・ヴェルナッチャ)
サンジミニャーノ名産のヴェルナッチャのDOCG白ワインのシャーベット。1992年にセルジョ氏が創作した人気の味です。
お酒の入ったフレーバーなど、他のジェラート店では食べられないフレーバーがたくさんあり、どれもおいしそうですね。
◆Gelateria Dondoli へのアクセス
ローマ
イタリアの首都ローマ。
ローマには、映画『ローマの休日』でも有名なスペイン階段や真実の口など数多くの観光名所が存在し、歩いているだけで世界的に有名な教会やモニュメントに遭遇します。
今回のひとり旅では、コロッセオなどのローマに行くなら絶対に押さえておきたい場所はもちろん、ローマで1番のピッツェリア、比較的空いているのに実は有名な隠れた穴場にも足を運んでみました。
コロッセオのトイレで閉じ込められる事件
ローマで絶対に行っておきたい場所のひとつといえば、コロッセオ。
コロッセオは、ローマ帝国時代(約2000年前)にウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形の闘技場で、イタリアを象徴する建造物のひとつです。
そんな歴史ある建造物コロッセオで、筆者はトイレに閉じ込められました。(え)
ヨーロッパの公共トイレは汚いことで悪名高いですが、ドアの鍵も壊れがち。
実は筆者は、今までにスペインのサグラダ・ファミリアのトイレでも鍵が開かずに閉じ込められ、イタリアのコロッセオは人生で2回目のトイレ閉じ込められ経験でした。
そして、なぜか毎回アメリカ人観光客のマダムたちに助けられています。(ありがとうマダム)
ちなみに、イタリアのトイレはヨーロッパの中でもダントツの汚さ。
女子トイレの場合、便座があればまだいい方です。
「便座がないってどゆこと?」と思うかもしれませんが……まぁ、行ってみればわかります。
トイレの話はさておき、コロッセオは壮大でした。
澄んだ青空とのコントラストが美しい!
ちなみに、コロッセオのチケットには、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘への入場も必ずセットになっています。
筆者は、朝にコロッセオ、昼にフォロ・ロマーノとパラティーノの丘を観光したのですが、面積が広すぎて、全部見てまわるのに精いっぱい。
そして地中海性気候の夏の真っ昼間はガチで暑いです。
炎天下の中おなかもすいて、フォロ・ロマーノの遺跡がちくわぶにしか見えませんでした。
筆者が行った夏はなかなか日が沈むのが遅くて見れませんでしたが、暗くなるとフォロ・ロマーノがライトアップされて、それもまた美しいのだとか。
ただ、コロッセオ周辺はスリやミサンガ売りが多い場所なので、くれぐれもご注意ください。
ちなみに、コロッセオは直前だと予約が取れないこともあるので、特に夏休みシーズンに行く場合は1ヶ月前ほどから余裕を持ってチケットを確保することをおすすめします。
チケットは、オフィシャルサイトからの予約が1番お得。
追加料金でファストパスも購入できますが、朝イチとランチタイムに行くと並ばずに入れますよ。
◆コロッセオへのアクセス
ローマで1番のピッツァ「Bonci Pizzerium」
ピッツァといえば、円形のものが思い浮かびますが、ローマでは四角いピッツァが定番。
イタリア語で「pizza al taglio(カットされたピッツァという意味)」と呼ばれ、レストランで食べるというよりも、ストリートフードとして食べ歩きするのが一般的です。
中でもローマで1番有名なのが、「Bonci Pizzerium」というお店。
こちらのお店では、生ハム、チーズ、ジャガイモ、アンチョビ…などなど、さまざまな具が乗ったピッツァを楽しむことができます。
色とりどりの具材が美しい!!
なんでも、店主のガブリエル・ボンチさんには「ピッツァ界のミケランジェロ」というニックネームがつくほど、Bonciのピッツァはその見た目の美しさとボリュームが特徴です。
ピッツァの種類はその日・その時間帯によって変わります。
筆者はどうしても生ハムが乗ったピッツァが食べたかったのですが、その時にはなく…。
でも、あきらめずに10分ほど粘っていると、できたての生ハムピッツァが店頭に!!(大事なのは執着心)
すかさず、注文しました。
パンのような生地の上に、スライスされたじゃがいも、クリーミーなチーズ、生ハムとメロンがた〜っぷり乗った超豪華なピッツァです。
お目当てだった生ハムが最高においしいことはもちろん、下のじゃがいもが食感のアクセントになり、新感覚のピッツァでした。
ちなみに、pizza al taglioは計り売りで、ピッツァの種類と欲しい大きさを伝えるとその場でカットしてくれます。
「どれもおいしそうで、迷ってしまうよ〜」という人は、小さめのサイズを2、3種類カットしてもらうのもおすすめですよ。
◆Bonci Pizzerium へのアクセス
隠れた名所!聖パウロ大聖堂
聖パウロ大聖堂は、324年にローマ帝国のコンスタンティヌス帝によって建てられた大聖堂。
1度は1823年の大火災によって大部分が焼けてしまった聖パウロ大聖堂ですが、その後復元され、1931年に現在の形が完成しました。
聖パウロ大聖堂に行ったら絶対に見ておきたいのが、モザイク画。
大聖堂の外側や内側のいたるところにモザイク画が見られますが、中でも祭壇後方の天井に描かれた黄金のモザイク画は圧巻です。
また、大聖堂内部には80本もの大理石の柱があります。
柱の間から見えるステンドグラスから光がさしていて、その美しさに思わず息を呑んでしまいます。
実は、聖パウロ大聖堂は「ローマ4大聖堂」のひとつ。
サン・ピエトロ大聖堂やサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂などと比べると知名度は劣りますが、ローマの中でも大規模な聖堂で、世界遺産にも登録されています。
筆者が行った土曜日の朝は、途中でイタリアンマダムたちの団体ツアーと遭遇しましたが、そのほかに観光客は2〜3人ほどしかおらず、めちゃくちゃ空いていました。
ローマの中心街からは少し離れたとこにありますが、メトロの「Basilica S. Paolo」という駅から歩いてすぐのところにあり、足を伸ばして訪れる価値ありです。
◆聖パウロ大聖堂へのアクセス
サレルノ
サレルノはイタリア南部に位置するティレニア海に面した港湾都市。
世界一美しい海岸ともいわれるアマルフィ海岸があることから、リゾート地としても人気のある場所です。
今回のひとり旅では、現地のアマルフィ海岸ツアーに参加し、リモンチェッロや陶器でも有名なアマルフィとポジターノに行ってきました。
◆ローマ:リモンチェッロ テイスティング&クルーズ付きアマルフィ海岸ツアーの詳細はこちら
本場のナポリピッツァを堪能
イタリアといえばピッツァ!
イタリアのピッツァには、主に薄いカリカリ生地が特徴のミラノ風、四角くて豪華なローマ風、そしてシンプルかつ王道のナポリ風があり、ピッツァの原点は南イタリアのナポリだと言われています。
気づけば今回のひとり旅では、あまりピッツァを食べる機会がなかったのですが、南イタリアに来たということで、せっかくなのでナポリピッツァを食べることにしました。
どのお店も混んでいたので、割と席数が多くて入れそうだった「La Pergola」というレストランに入ることに。
筆者が注文したのは、イタリア語で「気まぐれ」という意味のカプリチョーザ。
トマトソースのベースに、チーズやマッシュルーム、オリーブやアーティチョークがトッピングされたなんでも乗せピッツァです。
本当ならば本場のシンプルイズベストなピッツァを頼むべきでしたが、イタリア人YouTuberが「カプリチョーザが1番好き!」と言っていたのを思い出し、カプリチョーザが食べたくなってしまいました。
ひとくち食べると、
「なにこれ、うんま!!!」
アーティチョークが乗っているピッツァは初めて食べましたが、絶妙にやわらかい食感と独特の味がトマトソースに合い、クセになる味です。
そして何よりも、チーズをケチっていない!!!(←最重要ポイント)
日本のイタリアンでよくあるチョピっとしかチーズが乗ってないピッツァに毎回ガッカリしていましたが、本場のピッツァはチーズがたっぷり。
大満足の味でした。
◆La Pergola へのアクセス
イタリアの食後酒「リモンチェッロ」
みなさんは、「リモンチェッロ」というお酒をご存知ですか?
日本ではあまり聞き馴染みのない名前ですが、南イタリアでは400年以上もの歴史がある定番のお酒。
その名の通り、レモンの皮をたっぷりと使ったレモン色のリキュールです。
アマルフィ海岸ツアーでは、地元のレモン農家に訪問し、リモンチェッロのテイスティングをさせてもらいました。
イタリアのレモン農家を訪れて、1番びっくりしたことは、レモンの大きさ。
いやデカすぎん!?
日本のレモンは皮が薄く小ぶりですが、イタリアのレモンは皮が分厚く超巨大。
手で持ってみると、テニスボール1.5個分くらいはありそうな感じでした。
ちなみにリモンチェッロは、レモンの皮の黄色の部分のみをお酒に漬けて作るのだそうで、南イタリア産の香り高いレモンの皮だからこそ、おいしいリモンチェッロが作れるのだとか。
リモンチェッロはトスカーナ地方のVin Santo(聖なるワイン)と同じく食後に飲むお酒。
テイスティングでは、リモンチェッロをストレートで飲みましたが、アルコール度数が30〜40度と高めなので、結構キッツい。
地元イタリアでは冷やしたリモンチェッロをストレートで飲むのが一般的だそうですが、炭酸とプロセッコで割ったカクテルのほうが個人的には飲みやすかったです。
リモンチェッロは、機内持ち込みOKな小さなサイズのボトルでも販売しているので、おみやげにも最適ですよ。
◆Amalfi Lemon Experience へのアクセス
アマルフィの街並みはとにかくかわいい
アマルフィに行ったらぜひやってほしいこと、それは街歩きです。
アマルフィには、名産品のレモンなどをモチーフにしたカラフルな陶器店や雑貨店などが多くあり、まるで映画の世界に迷い込んだかのよう。
どこを歩いても、かわいいお店が並んでいます。
イタリアのマヨリカ陶器やカラフルなファッション雑貨、マグネットなど、おみやげ探しにもぴったりです。
そして、忘れてはいけないのが、アマルフィ海岸沿いの景色。
アマルフィにはカラフルな建物が並んでおり、青い海とのコントラストは本当に「世界一美しい海岸」の名前通りです。
夏は透明度バツグンの海で、海水浴を楽しむのもおすすめ。
今回のひとり旅では、さすがにひとり海水浴はしませんでしたが、透き通った海を目の前にのんびりたそがれタイムを過ごしてきました。
アマルフィに行く際は、ぜひ、カラフルな街並みと美しいビーチをご自身の目で確かめてみてください。
イタリアはひとり旅でも楽しめる!
歴史ある建造物に、世界遺産、青い空、青い海、おいしいワインとごはん…
イタリアはひとり旅でも思う存分満喫できる場所です。
イタリアに行く前は治安面が心配ではありましたが、実際のところ1度もスリなどに遭うことはなく、12日間快適に過ごすことができました。
これからイタリアひとり旅を計画中の方、ひとり旅ではなくてもイタリアの複数の都市を旅行しようと思っている方は、こちらの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。